注意事項
いぼ・ほくろならどんな形状や状態のものでもCO2レーザーで除去が出来るというわけではありません。なぜならば、いぼ・ほくろにも、良性・悪性という風に二つの性質があるからです。良性の場合は施術に問題はありません。しかし、明らかに悪性の場合だと、レーザー治療ではなく、症状に合った治療方法をご案内させていただく場合があります。
悪性のほくろの特徴
大きい・形がいびつ・真っ黒の色素が周囲の皮膚に行き渡っています。また、直径5ミリメートル以上の明らかに大きいほくろに関しては、CO2レーザー治療よりも切開除去法のほうが合っていたり、という様な場合もあり、レーザー治療が簡単で安心だからといって、全てのいぼ・ほくろをレーザーで除去できるかというとそうではありません。どのようなケースでも、まずはカウンセリングの際に医師が視診を行い、いぼ・ほくろの形状・状態・できた時期などを伺い、問題がなければ、施術段階に移ります。
レーザーを照射する箇所の怪我や傷などには注意を払ってください。また、日焼けにも注意をしなくてはなりませんし、夏場などに紫外線の多い時期に施術をする場合は、特に気をつかってください。施術当日は、照射部位のメイクを落としていただきます。施術が広範囲の場合は顔全体のメイクを落としていただく必要があります。乳液や日焼け止めなどの基礎化粧品も含め、化粧品は一切使用なさらずに、ご来院いただくのがベストでございます。また、患部の湿り気がレーザー光と反応してしまい、治療の続行が難しくなることもありますので、患部は濡らさないようにご注意ください。
CO2レーザー治療後の注意事項
1．施術をした当日から、洗顔は可能ですが、洗顔後は処方された軟膏を少量塗り、テープ等で上から保護をし、常に施術箇所を湿った状態に保ちましょう。メイクアップはそのステップの後で行ってください。
2．7日後（約1週間後）、施術後の経過を拝見いたします
3．施術後一か月程度は、レーザーの照射部位は赤みが強い状態です。その赤みが治まってきた頃に、一時的に色素の沈着が目立つようになりますが、半年から一年にかけて、徐々に色味がひいてきますので、ご安心ください。
