3月, 2013年
イボを確実に取る方法とは
イボは、ヒト乳頭腫ウイルスが原因のものから老人性のものまで様々な種類があり、イボ全般に効く飲み薬や塗り薬はまだ開発されていないのが現状です。特に大人になってからできるイボは、自然に消えるということはありませんので、イボを取るには治療が必要になります。取るための治療には、自宅でできる市販薬を使った治療と、皮膚科などで行う専門的な治療に分けることができます。メリットなどを考えて治療法を選ぶ必要があります。
市販されているイボ治療
イボを取るための市販薬には、液体のものを直接イボに塗るタイプのものや、絆創膏タイプになっていて、イボに貼って治すものなど様々あります。これらの製品にはサリチル酸が含まれている場合が多く、サルチル酸は皮膚の角質を腐食させ、肌を再生する力でイボを取っていきます。ただ、イボには沢山の種類がありますので、これらの市販薬では効果がないタイプのものや、何度も繰り返し塗る必要がある継続性を求めるものも多くあります。
病院でのイボ治療
イボを病院で治療する場合には、レーザーや切開などで医師の管理の元、安全に取り除くことができます。専門医であれば、イボの種類を特定し、それに合った治療法を提案してくれますので、確実にイボを取りたいという方にはおすすめです。
足の裏のほくろは危険?
ほくろは、体質によってできやすい人とそうでない人がいますし、できる場所も様々です。その中でも、「足の裏にできるほくろは怖い」と聞いた人もいるかもしれませんが、強ち間違いではありません。ほくろは、細胞の異常からメラニン色素が集まってできたもので、ほくろに刺激があたるとがん化することもあるのです。足の裏は日ごろから歩いたりして刺激を受けてしまいますので、がん化する可能性も高くなります。足の裏のほくろが気になる人には、医療機関などで行われているほくろ除去をおすすめします。
足の裏のほくろにはCO2レーザー
CO2レーザーは皮膚にあるメラニン色素をレーザーによる熱で破壊していくものです。正常な組織を傷つけることなく、ほくろを除去することができますので、体に負担をかけないのが特徴です。出血も少ない分傷口が完治するまでの期間が短く、安全な治療法として多くの皮膚科や美容外科で取り扱っています。悪性が疑われる場合は組織検査もできますので、事前に医師に相談して下さい。
足の裏のほくろは専門医に相談を
足の裏のほくろは、良性のものとガン化したものの区別は、専門医に判断してもらわなければわからないほど見分けがつきません。ですから、足の裏のほくろが気になる場合は、自分で判断したりすることはせず、一度専門医に相談するのが良いでしょう。ほくろの中には、急に大きくなるものや、色が通常のほくろとは違った色になるものもありますので、その場合はすぐ専門医に診てもらいましょう。