足裏のほくろ | KM新宿クリニック

最新式レーザー治療で、ほくろやいぼの除去がメスを使用せず簡単に取り除くことが可能になりました。

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足裏のほくろ

2012-05-07

最近足の裏のほくろが大きくなってきた。足の裏のほくろがいびつだ。足の裏のほくろが痛い。そう感じる人は、すぐに病院に行ってみてもらいましょう。

それはほくろによく似た、メラノーマという皮膚がんの可能性があります。悪性黒色種と呼ばれています。非常に珍しいがんでもあります。これはほくろととてもよく似ている形をしていて、一見分からないこともありますが、ほくろと違い、放っておくとどんどん大きくなってきたり、形がいびつになったり、色むらが出来たりします。

メラノーマは足の裏や手のひらに多くできます。また、痛みを感じたり、出血や膿が出る人もいるそうです。メラノーマは進行がとても早く、発見・除去が遅いと命にかかわる事態になりますので、気になるほくろがある人は、一刻も早く病院に行きましょう。

メラノーマと診断されたら、まず手術で患部を除去し、それから投薬、放射線治療などの化学療法を行う事が多いです。少しでも早く治療に入ることが、命を救う手段になります。珍しいがんなので、足の裏・手のひらのほくろがすべてメラノーマと言うわけではありませんが、自分の体を日頃からチェックするくせをつけておいた方が良いと思います。

では、今あるほくろがメラノーマになることはあるのでしょうか。一般的には、ほくろとがんは違うものなので、ほくろががん化することはないと言われています。ほくろはがんではなく、ほくろ細胞が集まって黒く見えるもので、良性の腫瘍と言われています。ほくろは実は生まれたときから皮膚の中にあり、最初は小さかったりみえにくいのですが、衣服等で皮膚が擦れたり、紫外線などで日焼けしたりすると、メラニンが生成されて、黒く見えるようになってきます。ほくろはたいてい黒色か茶褐色ですが、肌から盛り上がっていたり、色が薄かったりと、しみやいぼと見分けがつかないこともあります。

ウイルス性の感染によっていぼはできますので、ほくろといぼはまた違うものになります。特に女性は、ほくろやいぼが少ないほうがいいと考える人も多いですが、手術で除去したり、ほくろやいぼを取るクリーム、ジェルなどで除去したりする他に、紫外線を肌に当てない、肌をごしごし擦らないなどの肌への刺激を少なくする生活を心がけると良いです。

いぼについてですが、軽いものは自然に治ります。しかし傷をつけたりするとウイルスが飛び散ってどんどん増えてきます。そうなってしまったら、病院でいぼを除去した方がいいでしょう。また、薬局などでもいぼ除去の薬が売られていますので、買ってみるのも良いでしょう。

まとめると、メラノーマと言うほくろによく似たがんがあることを知って、これはメラノーマかなと感じたら、すぐに病院に行く事が、自分の身を守る大切な方法ですね。