「いぼ・ほくろ除去雑学」の記事一覧 | KM新宿クリニック

最新式レーザー治療で、ほくろやいぼの除去がメスを使用せず簡単に取り除くことが可能になりました。

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ほくろ除去と予備知識

2012-05-01

ほくろ、特に顔の気になる部分のほくろは、ある種のコンプレックスを生じさせ、人前に出るのも控えめにさせるものです。そんな気になるほくろが、自力でとれないか、剃刀で切ったり、爪切りで切ったり、漂白剤をピンポイントで塗ったり、色素が発育しないよう、ビタミン剤などのサプリメントを愛用したり、人によって、色々と試してみたことがある方も多いと思います。

でも、ほくろには大きく分けて、2種類のほくろがあります。
ひとつが、ソバカスやシミとおなじようにメラニン色素によって、皮膚の極浅い部分にできる通常のほくろです。もうひとつが、色素性母斑といって、母斑細胞が積み上がって成長していくほくろで、皮膚の段よりもいぼみたいな、豆粒のように飛び出したほくろです。外皮に向かって成長するものもありますが、内皮に向かって深く進攻していくほくろもあります。おそらく、小さなほくろで、メラニン色素によるものなら、多少の傷がついても、自力で取ることはわけないことでしょう。取り除いた跡で化膿などしないように、消毒を怠らなければ、問題は滅多に生じません。

問題は色素性母斑です。
幾層にも積み上がってほくろが形成されていますから、表面だけ取り除いても、かえって成長を促進させてしまいます。場合によっては、外皮に向かって進攻していたものが内皮に進攻するようになり、かえって奥深く進攻してしまい逆効果の場合があります。

例えば、色素性母斑の表皮だけを、自分で剃刀などでそぎ落とすと、やがて皮膚が再生します。もしそれが通常の皮膚であれば、色素性母斑は外皮でなく内側に進攻してしまい、薄黒いほくろはいつまでも残り、次にそぎ落とすときには、再生した通常の皮膚をめくってからでないと、色素性母斑のほくろにたどりつきません。

それならいっそうのこと、整形外科などでほくろの除去をおこなうほうが無難です。ほくろの切除は皮膚疾患などがなければ、健康保険適用外の美容整形の一貫として扱われます。ほくろの大きさにもよりますが、直径1ミリで1万円+一定額と思っていればいいでしょう。一定額は整形外科医で違いますが、1万円から2万円ぐらいです。

ただ問題は、内皮進攻型の色素性母斑の場合、どのくらい進攻しているか、事前にわからないことです。実際、私二つ気になっていた色素性母斑があり、ともに内皮進行型でした。手術の最中、整形外科医が思っていたよりも深いので、止めさせてくれと懇願してきたぐらいです。結局、中途半端で終わり、手術代もしっかり徴収されました。その後は自分で、残った色素を消毒した爪切りでもぎ取り、ひとつのほくろは跡だけ残りましたが、色素は全て自力除去できました。
もうひとつは残ってしまいましたが、以前2,3ミリあったのが0.5ミリ未満のほくろとなり、目立たなくなったので、自分の中では良しとしています。しかし、気分的なものかもしれませんが、食事によってはほくろが大きくなったり小さくなったりします。なのでなるべくビタミンを摂取するようにしています。そのときに整形外科選びを全く行わず、自宅から近いというだけで選んでしまったのが失敗です。

最近は整形外科医の実績をみることもできますし、設備がどうだとかも確認ができるようになりました。例えば内皮進行型なら、経験的目視でなく、X線など科学的に深さを知った上で切除を行えるからです。とにかくちょっと残っただけで、いつかは確実に成長しますから、絶対に全除去しなくては意味がありません。

CO2レーザーの活用方法

2012-04-23

思春期になるとお肌に増えてくるのは、ニキビだけではありません。たとえば、黒い斑点がめだつようにもなってきます。それらは紫外線を浴びたせいで、皮下にある細胞がダメージを受けたりメラニン色素の影響で、黒ずんでしまうしみなのですが、ほくろというのはこのしみが目立って盛り上がったようなものです。

ペン先でつけたような、ほんの小さなほくろならば愛嬌があると見られたものですが、ほくろは年とともに大きくなってしまう恐れがあり、注意を要します。ほくろの増大には、女性ホルモンが作用していると言われています。ほくろは稀に悪性腫瘍の疑いがあるので、皮膚科で診断の上、除去する必要があります。
悪性でなくとも、気になる方は、やはり除去してもらうことが望ましいのでしょう。ほくろの除去には、レーザー治療が行われることがほとんどです。

ほくろと同じく、女性を悩ませるお肌のトラブルにいぼがあります。ほくろは触っても、増えたりはしませんが、いぼはうかつにいじっていますと、ニキビと同じで危険です。いぼは、トパピローマウイルスというウイルスを介しての感染症である場合がほとんどで、かゆみがあるからといって掻いたりすると、そこから他の部位に感染を広げてしまう可能性があるのです。この場合は非ステロイド薬を塗ったり抗ヒスタミン薬を服用して、かゆみを抑える処置をとります。

いぼもレーザー治療で除去できたり、ヨクイニンという漢方薬で治ることがあります。いぼの治療には、凍結療法で患部の感染組織を壊死させて、炎症を生じさせてウイルスへの免疫力を高める療法もあります。いぼやほくろの除去で、高い効果が期待されているのが、CO2レーザーです。CO2レーザーは炭酸ガスレーザーとも称し、いわゆるガスレーザーの一種なのです。二酸化炭素を媒質にして、高出力の赤外線光を照射でき、目標物を除去することができます。波長の極めて高いレーザー光を当てただけで、組織をきれいにカットしたり、目標の固形物が瞬時にして蒸発し、気化してしまうという、すぐれものなのです。そのため、いぼやほくろの除去にはCO2レーザーを多用されています。いぼやほくろの除去だけではなく、ニキビ痕やしみの治療にも、CO2レーザーの活用方法が広がっています。

いぼの自然治癒

2012-04-23

たまに症例などで経験することがあるのですが、いぼが自然に治癒する。
つまり消えてしまうことがあります。
我々皮膚科医が診る尋常性いぼ(つまり、一般的に手足や顔にできるイボ)は大変面白い皮膚病で、大変治りにくいかと思えば1日で消えてしまったり、一度治っても何度も何度も再発する場合があります。
しかし、殆どは治ると再発することがありません。
このような尋常性いぼは、ヒトパピローマウイルス(HPV)が皮膚に存在することにより、できるのですが、このHPVに対して免疫系がいぼウイルスに対する免疫を作り、免疫が作られることがこの自然治癒の原因ではないかと考えられています。
例えば、昔からいぼとりのお呪いをしたり、いぼとり地蔵さんに祈願して熱心に祈るといぼが治るという事実があるそうですが、これも呪文やお祈りによって視床下部から大量の神経ペプチドが分泌され、免疫系に働いた結果だと考えられます。しかしこれは、医師として伝染性いぼの治療を自然治癒力・心の力・神仏の力に任せることを奨めているのではありません。

やはり伝染性いぼの治療で最も効果のあるのは現代医療の力です。また、美容外科ではほくろやいぼを外科的な手術で除去することができます。いぼの除去は切除して縫合する場合と、電気凝固法(電気で蒸散して取り除く方法)とで行う場合とがあります。また、電気ではなく液体窒素などでいぼを凝固されることもありますが、何度も通院する必要があることが多いため、電気凝固法で行っている医院が多いように聞いています。電気凝固法の場合、まず局所麻酔を使用し、高周波で蒸散して取り除く術式ですが、治療後の通院の必要もなく、通常は翌日から化粧も可能ですので、化粧で隠すこともできます。

しかし、手術や美容外科に対して抵抗がある人は、最寄りの皮膚科の先生に相談することをお勧めしますが、自宅でも、いぼのケアをすることは可能です。市販されているサリチル酸の塗り薬には皮膚の角質を軟化させる角質軟化溶解作用があり、液剤を患部(イボ・タコ・ウオノメ)に直接塗布すると、サリチル酸の作用により皮膚角質の腐食が起こり、いぼがとれることがあるようですが、そのような市販薬で素人治療するのではなく、早めに専門医のところら行って御相談されることをお勧めします。

いずれにしても、できてしまったいぼは、早めに治療を施したほうが、賢明です。また、いぼができないように、日頃から予防をしていくことも大事ですね。

顔にできる「いぼ」とは

2012-04-23

いぼと一口で言っても、いろいろ種類があり、ウイルス性いぼや、老人性のものなどがあります。
時には痒みを伴ういぼもあり、ニキビと勘違いされてしまうこともあります。ウイルス性のものは放っておくと、どんどん増えてしまうと聞くと、軽く考えることは出来ません。保険適応ができますので、手術による除去が手早いです。

手術と聞くと、メスで切り取られるようなイメージが有りますがレーザーを使用した方法がポピュラーです。これは瞬時と言ってもいいくらい早く治療ができます。もちろん局部麻酔をおこないますので、痛くありません。除去する時間は、ひとつにつき、10分分程度と短いです。

いぼ、ほくろは、手術による除去で、簡単に行なえるし保険も適用されます。ということは立派な病気と認定されているわけです。病気といっても、皮膚上のことに限り、人体に深刻な影響を及ぼすわけでは有りませんが、特に女性にとって、精神的な負担は大きいものです。保険適用されているのですから速やかに除去してしまうのが一番です。

顔面のほくろはファンデーションでも隠すことが出来ず、女性には悩みの種です。子どもの頃同級生に、ほくろ大臣などと陰口を言われていた子がいましたが、女の子にとってつらいことです。また、成長するにつれて、大きさも少し大きくなります。発生する原因は、メラニン色素が集って沈着する、つまりシミと同じ理屈で出来てきますが、遺伝的な要素もあります。両親がほくろとが多いと、子どもも多いということも知られています。赤ちゃんのときは、シミひとつないきれいな肌をしているのに、成長と共に出来てくるということも、世間にはよくに知られていることです。それは、成長するにしたがって、紫外線を浴びたメラニン色素が増殖をして固まってしまうということです。
また、傷痕なども知らない間にほくろになることも有ります。ただし、なぜそうなるのかと言う、明確な理由ははっきりしていません。

いずれにしても、顔は目立ちますので、ほくろ除去もクリニックで相談することをお薦めします。

イボコロリの効果

2012-04-23

イボコロリは、指などに出来てしまったいぼを取るための、手軽に薬局などで買える薬。液体タイプで、患部に少しつけて乾かすものが多いが、ばんそうこうの部分に薬が付いている貼るタイプのものもある。液体タイプと違って、乾くまで待たなくて良いのが便利。
イボコロリの有効成分はサリチル酸で、皮膚の角質を軟化させる角質軟化溶解作用があり、いぼに塗ると、皮膚の腐食を起こす。そうやって少しずつウイルスの浸食した皮膚を除去し、ウイルスのない新しい皮膚と入れ替わらせる。

薬剤は少しずつしか浸透しないため、いぼに何度も繰り返し塗り、はがす作業が必要。
治療終了までには数日~数週間かかる。また、根が深かったり、広範囲にわたるいぼは、根まで届かず、表面がきれいになってもすぐに再発することもあるので、そのいぼは病院で除去するのが良い。

そして、老人性いぼと呼ばれるしみ、ほくろに似たいぼにもイボコロリは効果がない。
これも気になる人は病院で除去するようにする。

病院での除去の方法は、
・液体窒素を塗る
・レーザーを当てる
・薬を塗るなどがある。

液体窒素の治療は、いぼに液体窒素を塗り患部を凍結させて、取り除くもの。麻酔なしで行うが、いぼ以外の健康な皮膚にも少しついてしまうとかなりの激痛がある。我慢できないという人もいる。

レーザーでの治療は、いぼのまわりに注射器で麻酔を打ち、レーザーを当てて除去するというもの。取った後はかさぶたになり、そのかさぶたも通常の傷と同じように数日ではがれる。かさぶたを取った痕が少し赤く残ることがあるが、それも数週間で目立たなくなる。いぼの根が深い場合、病院で、いぼをとったあとにも薬を塗り、根のウイルスを除去する処置が取られる。

また、いぼころりでほくろを取る人もいる。顔などに大きなほくろがあるとどうしても気になるため、自分で手軽なイボコロリを使って取ってしまうのだ。説明書にはほくろをとる用途は示されていないが、皮膚を腐食するため、取れたり薄くなったりする可能性はある。しかしほくろに似た悪性腫瘍もあることなどから、いぼころりでほくろを取ろうと思う人は、充分注意した上で、自己責任で使わなければならない。
また、思うように取れなかったり、痕が汚くなってしまう可能性もある。確実にほくろが取りたい人は、病院でレーザー治療などでも除去できるので、そちらも考えると良い。多くの人が持っていると言われているいぼ。軽いものならイボコロリで、治りにくいものは病院に行って除去するのが良いだろう。

いぼの基本的な予防法

2012-04-23

いぼが出来る原因には、ウイルスによるものと、加齢によるほくろに似たものがある。
ウイルス性のいぼには、ヒトパピローマウイルスと言う80~100種類以上のウイルスに感染することで起こるウイルス性のいぼと、ポックスウイルスというウイルスの感染によって起こる水いぼがある。

ヒトパピローマウイルスによって起きるいぼは、基本的には他人から感染するよりも、自分がもともと持っているウイルスによって起きるものが多い。

一方、ポックスウイルスによって起きるいわゆる水いぼは、他人から感染することが多いいぼで、プールやお風呂など水の関係する所でよく感染する。子供が幼稚園や学校などでもらってくることも多い。また、アトピーなど皮膚の保護機能が低下している人は感染しやすいといわれている。

ほくろに似た加齢によるいぼは、老人性いぼとも呼ばれ、皮脂線の多い部位に多く発生する脂漏性角化症を指す。皮膚の角化によるもので、痛みはない。しみやほくろによく似ているものが多いので、ほくろかと思っていたらいぼだったという人もいる。

ヒトパピローマウイルスによるいぼの予防法としては、自分で持っているウイルスが何らかのきっかけでいぼになるので、完全に防ぐことはできない。
しかし、増えるのを抑える方法はある。このいぼはひっかいたりするとその傷からウイルスが広がり、いぼの数が増えることがある。それを予防するためには、出来たいぼは早めに除去することだ。軽いものなら市販されているいぼ専用の塗り・貼り薬を使って治る。いぼ・ほくろ取りのクリームも流通しているので、試すのも良い。根が深かったり、なかなか治らないいぼは、病院に行き、レーザーや液体窒素で除去してもらえば良い。

水いぼの予防法は、肌に傷があったり、アトピーなど肌が弱っている人は、お風呂・プールなどになるべく行かないようにすること。もしなってしまった場合は、こちらもヒトパピローマウイルスのいぼと同じように傷がついたり潰れたりすると、そこからウイルスが広がるので、潰さないように気をつけるか、病院で除去するのが良い。

老人性いぼの予防法は、皮膚が老化する大きな原因である紫外線を防ぐのが重要。しかし、若いころからの紫外線の蓄積によって出来るものなので、完全に防ぐのは難しい。なるべく紫外線に当たらないようにし、老人性いぼが出来る時期・数を遅く、少なくするのが良い。特に害はないが、顔などに大きく出来てしまった場合、ほくろなどと同じように、病院で除去する事もできる。

まとめると、ウイルス性のいぼはウイルスの感染に気をつけ、出来た場合は増えないように早めに対処・治療する。老人性のいぼは紫外線に気をつけることが、基本的な予防法と言える。

ウィルス性のいぼ

2012-04-23

幼い頃からいぼは身近に感じているというか経験してきたものです。一番最初のいぼの記憶は左肩にできたちいさないぼです。恐らく小学校入学前だったと思いますが、肩にできたいぼが気になってしかたなく、いじってばかりいました。当時は全く知らなかったのですが、いぼにはウイルス性のものがあります。思いおこせばその後、体のいろいろなところにいぼができていました。
母も気づかなかったので、皮膚科にも行きませんでしたが、今思うと伝染性のものだったのかもしれません。

いぼはいつの間にかなくなって気にならなくなりましたが、年頃になって気になり始めたのが顔のほくろでした。私の顔には直系1ミリくらいの小さなものから一番大きなものでは直系5ミリくらいのほくろが顔にありました。同じく顔にほくろがあった友人が病院でほくろの除去手術を受けたと耳にして私も除去手術を受けたいと思うようになりました。

友人は私よりも目立つほくろが多かったのですが、日中診察を受けることができたので除去手術は家の近所にある大学病院でうけました。私は日中に診察を受けることができなかったので、いろいろと情報を集めて仕事を終えてから診察を受けることができる美容整形を専門に行う整形外科が会社の近くであったのでそこで除去手術を受けることにしました。結局私は顔にあるほくろの内、一番目立っていた頬の2つのホクロを除去しました。

手術はレーザーでホクロを焼くものでしたが、麻酔をかけるので全く痛みはありませんでした。その後色素の沈着を押さえるようにと薬を処方されましたが、術後は特に問題はありませんでした。2、3日除去した部分に絆創膏を貼っておかなくてはいけませんでしたが、絆創膏がとれた後、自分の顔を鏡で見て、たったふたつのほくろを除去しただけなのに、顔が明るく見えることにびっくりしてしまいました。

その事を友人に話したら、友人も同じように感じていたそうです。
悩みの種だったほくろを除去したことで悩みがなくなり顔の表情が明るくなったのかもしれませんが、やはり顔に黒い点があるというのは顔の印象を暗くしてしまうのかもしれません。そんな経験がありますので、私はほくろを除去した経験については隠さずに誰にでも話しています。

私の場合はめだつほくろが頬にあったので、写真を撮る際に隠すことができませんでした。たった2つのほくろをとっただけで写真を撮るときも気分的に楽な自分を発見したときは、ほくろをとって良かったと思いました。

いぼはどうしてできるのか

2012-04-23

いぼを持っている人は多い。

いぼにもたくさんの種類があり、出来る原因は様々。
種類としては、ヒトパピローマウイルスによって起こるウイルス性のいぼ、ポックスウイルスによる、水に触れることで多く感染する水いぼ、脂漏性角化症が原因の、加齢によるほくろにも似た老人性いぼなどに分けられる。

ウイルス性のいぼは、自分がもともと持っているヒトパピローマウイルスによって起こることが多い。家族内で感染することもある。また、傷口などからウイルスが感染することもあり、怪我をしやすい所に多くできる(膝頭、指など)。
80~100種類以上のウイルスがあり、それぞれ症状も違う。また、自分で傷をひっかいたりするとウイルスが周りに広がり、増えてしまうこともある。

水いぼは、ポックスウイルスの感染によるもので、子供など、プールの授業などでもらってくることがある。全身のどこでも感染するが、痛み・かゆみもほとんどなく、大体の場合自然に数年で治るので、特に除去などは必要ない。気になる時だけ除去すればよいいぼである。しかし、いぼが潰れたり傷がつくとそこからウイルスが広がるため、潰れやすい所にあるいぼは、気をつけなければならない。また、アトピーなど皮膚疾患がある人、乾燥肌の人はバリア機能が低く、感染しやすいので気をつける。

老人性のいぼは、加齢とともに増えてくるいぼ。しみ、ほくろに似ているものが多い。良性のもので、皮膚の老化現象のひとつ。全身の皮膚に出来るが、頭や背中によく見られる。顔にしみが広がってきたと思ったら、いぼだったという人もいる。色も形も様々で、ほくろ・しみのような黒・茶褐色のものや、メラノーマのようないびつな形のものもある。大きさは数ミリから数センチと幅広い。痛みはなく、治療する必要もないいぼだが、顔などに大きく出来て気になる場合は除去することも出来る。

いぼを切除する方法は、いぼ・ほくろ除去の薬を塗る、レーザーで除去する、液体窒素で凍結し除去するなどがある。いぼ・ほくろ取りの薬は、薬局などでも売っており手軽に購入できる。軽いものならこれを塗ると治すことが出来る。また、インターネットなどでいぼ・ほくろ除去クリームなども流通しているので、試してみるのもよい。しかし、根が深いものなど、治ったかと思ったらまた出てくるいぼは、病院の薬をもらうか、レーザーか液体窒素での除去が良い。

レーザーで除去する方法は、いぼの周りを注射で局所麻酔し、レーザーで除去して、薬を塗る。傷はかさぶたになるが、数日経つとかさぶたもとれ、痕は数週間するとほとんど消えてしまう。

液体窒素で除去する方法は、いぼに麻酔なしで直接ピンセットや麺棒などで液体窒素を塗布し、組織を破壊する。かなり痛みを伴う事もあり、我慢できない人もいる。いぼに悩んでいる人は、どういう除去の方法が一番合っているか検討すると良い。

いぼの種類

2012-04-23

いぼは色々なものがある。色・形が多様で、ほくろのようなものや高く盛り上がったもの、黄色や黒・茶褐色などがある。種類としては、ヒトパピローマウイルスに感染することで起こるウイルス性のいぼ、子供に多い、プールなどから良く感染する水いぼ、年齢を重ねた人に多い脂漏性角化症が原因のほくろのような老人性いぼなどがある。

ウイルス性のいぼは、自分の中にあるヒトパピローマウイルスによって起こることが多い。または傷口などからウイルスが感染することから起こる。よく怪我をする所に多くできる(足、顔、指など)。100種類以上のウイルスがあり、それぞれ症状が違います。

水いぼは、子供がプールなどでよくもらってくるもの。ポックスウイルスの感染による。全身どこにでも感染するが、痛みもかゆみもほとんどない。大体の場合1~2年で治るので、特に除去など治療は必要ない。
しかし、傷がついていぼが潰れるとウイルスが飛び散るため、潰さないよう気をつけなければならない。また、アトピーなど皮膚疾患がある人は移りやすいので気をつける。

老人性のいぼは、加齢とともに増えてくる良性のいぼ。皮膚の老化現象のひとつ。全身の皮膚に出来るが、頭や背、腹側によく出来る。色も形も様々で、ほくろのような黒・茶褐色のものや、数ミリから数センチものもある。痛みはなく、特に治療する必要もないが、気になる場合は除去することが出来る。

いぼを切除する方法は、いぼ・ほくろ除去の薬を塗る、レーザーで除去する、液体窒素で凍結し除去するなどがある。いぼ・ほくろ取りの薬は、薬局などで売っており手軽に買える。サリチル酸が主成分のものが多く、軽いものならこれを塗って治すことが出来る。また、いぼ・ほくろ除去クリームなども流通しているので、試してみるのもよい。しかし、根が深いものなど、なかなか治らないいぼは、病院の薬をもらうか、レーザーか液体窒素での除去が良い。

レーザーで除去する方法は、いぼの周りを注射で局所麻酔し、レーザーで除去して、薬を塗る。とれた部分は数日経つとかさぶたになり自然にとれる。痕も数週間するとほとんど目立たなくなる。

液体窒素で除去する方法は、いぼにピンセットや麺棒などで液体窒素を塗布し、組織を破壊するもの。麻酔はしないが、かなり痛みを伴う事もあり、人によっては我慢できない。いぼに悩んでいる人は、それぞれのいぼの種類をよく知って、除去するかしないかを選ぶべきだ。

いぼやほくろのレーザー除去の値段について

2012-03-21

このCO2レーザーの一番の特徴は、メスを使用しない事です。メスを使用せずに、炭酸ガスレーザーの熱で組織を破壊する治療方法です。手術とは違って、麻酔をする事や痛みを全く感じる事なくいぼやほくろを除去する事ができます。除去後の痛みや出血もなく、傷跡も小さい事で施術する事ができます。

多くのクリニックでは、レーザーの機械を中国産や韓国産の輸入ものを使っていますが、日本産を使う事によって安心して施術をする事ができます。正常で健康的な組織を抑えて治療をする事ができます。
そして、この日本産の機械を使用する事で皮膚への影響が少なく安全で安心にほくろやいぼを除去する事ができます。

そして、いぼやほくろの施術をする時には必ずカウンセリングをする事も徹底しています。医師に夜カウンセリングや肌の状況を確認する事で、適切な判断で施術をする事ができるからです。施術自体も、経験不豊富な医師やスタッフによるものなので、ゆっくりとした空間の中で、落ち着いて施術をうける事ができます。

いぼやほくろの治療方法にはいくつかあります。レーザー治療の他にも、手術でほくろやいぼに当たる部分を切除をする方法があります。手術なので、麻酔もメスも使用します。なので、不安な気持ちになったり心配な事もたくさんできます。納得の上で、手術をするまでには時間がかかってしまう人もいます。こういった場合には、CO2レーザーをおすすめします。

このように、以前のいぼやほくろの除去方法よりも簡単で短時間で綺麗になるレーザー除去ですが、料金はほくろやいぼの大きさによって変わります。

ミリ単位からの価格設定になっています。
1ミリの場合は5000円からの施術を受ける事ができます。なので、気になって悩むよりも相談をする事をおすすめします。そして、施術を受ける人には注意する点もあります。日焼けをする事や、怪我をすることです。

日焼けや怪我をすることで、いぼやほくろがどこにあるのかという事がわからなくなります。除去対象のいぼやほくろをピンポイントで除去をするので、どこにあるのかわからなくなってしまう事で、施術をする時間もかかってきます。

そして術後には、紫外線の対策や保湿をする事。これが一番のケアの方法です。決して難しい事ではありません。紫外線対策を怠る事で、また色素の沈着を発生させる原因にもなります。日常生活の中で、紫外線の高い日にクリームを塗り予防をする事も必要です。

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