ほくろはがん?! | KM新宿クリニック

最新式レーザー治療で、ほくろやいぼの除去がメスを使用せず簡単に取り除くことが可能になりました。

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ほくろはがん?!

2012-05-15

ほくろはがんではなく、ほくろ細胞が集まって黒く見えるもので、良性の腫瘍です。
ほくろは生まれたときから皮膚の中に存在しており、最初は小さかったりみえにくいのですが、紫外線などや、衣服での摩擦などの刺激により、メラニンが生成され見えるようになってきます。ほくろにも色々な種類があり、たいてい黒色か茶褐色ですが、盛り上がっていたり、色が薄かったりと、しみやいぼと見分けがつかないようなものもあります。

いぼはウイルス性の感染によって出来るといわれており、ほくろといぼはまた違うものなのです。ほくろやいぼが少ないほうが良いと思う人は、特に女性に多いと思いますが、レーザー手術で除去する、またはほくろやいぼを取るクリーム、ジェルなどで除去するなどの方法もありますし、なるべく肌への刺激を少なくする生活(紫外線を肌に当てない、肌をごしごし擦らないなど)を心がけると良いです。

いぼは、たいていが自然に治りますが、ウイルス性のものなので、傷をつけたりすると飛び火してどんどん増えてきたりします。その場合は病院などでいぼを除去した方がいいでしょう。また、薬局などでいぼ除去の薬が売られていますので、軽いものなら使ってみると良いでしょう。ほくろは、一般的にがんになることはないと言われているので、むやみに全部除去することはありません。

しかし、ほくろによく似た、メラノーマという皮膚がんの一種があります。悪性黒色種と呼ばれています。これはほくろととてもよく似ていますが、ほくろと違い、放っておくとどんどん大きくなってきます。おかしいな・・と思い病院に行って分かる人も多いそうです。メラノーマは足の裏や手のひらに多くできると言われています。その形は、いびつで、境目がにじんだように見えます。また、メラノーマは痛みを感じ、出血や膿が出るケースもあります。メラノーマは進行がとても早く、発見が遅いと手遅れになることもありますので、気になる人は、自分で判断せず、病院で診てもらった方が良いと思います。

メラノーマと診断されたら、まず外科的手術で患部を除去し、それから放射線治療など化学療法を行うのが一般的です。進行が早いがんのため、他の部位に転移する前の早期発見、早期治療が重要です。メラノーマと言うほくろによく似たがんがあることを知って、おかしいと思うほくろを見つけた時や、足の裏や手のひらのほくろが大きくなってきたと感じたら、すぐに病院に行ってみてもらう事が、自分の身を守る大事な方法です。