ほくろに関する病気
2013-09-19
ほくろは通常、かゆみや痛みは伴いません。なので、コンプレックスや違和感がない限りは、ほくろ除去はしなくとも生活に支障はありません。美容上で気になる場合は、皮膚科や美容皮膚科でほくろを除去してもらう人も多いです。
しかし、悪性の場合、かゆみや痛みが伴うものもあります。そうなった場合には、ほくろ除去をしなくてはなりません。ほくろは、悪性黒色腫にそっくりです。悪性黒色腫は、メラニン細胞がガン化してできる悪性腫瘍で、多くはほくろから始まります。
ほくろがでかくなったり、色が変化したり、かゆみがあったり、痛む場合は、悪性黒色腫の可能性があります。ほとんどのほくろは無害で、身体に害を及ぼさないものですが、悪性になると除去する必要があります。検査を受けて、癌性であった場合には、その周囲の皮膚を切除しなければなりません。特に、異型性ほくろのある人は注意した方がいいでしょう。
ほくろ除去は、悪性であればあるほど早めに切除する必要があります。ほとんどのものが無害なので、通常はほくろ除去は考査しなくとも良いですが、有害になりえるものは切除した方が安全でしょう。除去は、普段はあまり考えないことかもしれませんが、悪質なものになると早めに除去する必要があるので、自分の身体は大丈夫か、たまにチェックしてみるといいと思います。少しおかしいかな?と思ったら、早めに皮膚科に行きましょう。
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